「Lステップの流入経路分析機能を使うとどんなことができるの?」
「流入経路分析機能にはどんなメリットがある?」
「流入経路分析機能の活用事例を知りたい!」
Lステップの流入経路分析機能を使うと、経路ごとの流入数を知ることができます。この結果からどの経路の集客に注力すると良いかがわかるため、効率的にユーザーを流入させる施策を立てることが可能です。
したがって、流入経路分析機能をうまく活用できるかどうかで、売上の増減に影響が出ると言っても過言ではありません。とはいえ、「流入経路分析機能」という言葉に複雑で難しいというイメージを持つ方も少なくないでしょう。
そこで本記事では、Lステップの流入経路分析について詳しく解説します。あわせて、使い方や施策を行う際のポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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Lステップの流入経路分析機能とはどんなもの?
流入経路分析機能とは「誰がいつどこでLINEを登録したのか」を知ることができる機能のことです。たとえば、InstagramやXなど複数の媒体で友だち追加施策を行っている場合、どの経路からユーザーが流入したのかを確認できます。
分析結果を活用すれば、どの経路からの友だち追加施策に注力すべきかが簡単に分かるでしょう。そこから有用な施策を立てることもできます。
流入経路ごとのユーザーの行動を分析し、友だちを増やすための施策を打ちたい方におすすめできる機能です。
流入経路分析機能の使い方
さっそく、流入経路分析機能の使い方を紹介していきます。一般的には、次の手順で進めていきます。
- Lステップの管理画面にログインして「統計分析」を押す
- 流入経路分析一覧ページの「+新しい流入経路」を選択する
- 「流入経路名」を入力し、任意で「QRコード表示用テキスト」を登録する
- アクション欄で「アクションを設定する」を押す
- 友だち追加時設定欄で「無視する」か「無視しない」を選ぶ
- URLとQRコードを設置したいサイトへ貼り付ける
まず、Lステップの管理画面にログインしたら左側のタブにある「統計分析」をクリックします。流入経路分析一覧ページに遷移するので、ページ上部にある「+新しい流入経路」ボタンを選択しましょう。
「流入経路名」を入力し、任意で「QRコード表示用テキスト」を登録します。
「QRコード表示用テキスト」に文言を入力すると、友だち追加用のQRコードの下に入力したテキストが表示されるようになります。
続いて、アクション欄で「アクションを設定する」ボタンをクリックします。設定画面が現れるので、友だちの動作に応じて適用したいアクションを設定しましょう。
なお、アクション設定では下記のような動作を設定できます。
- 特定の流入経路からユーザーが友だち登録したとき、自動的に感謝のメッセージを送る
- 流入経路ごとにタグ付けを行う
- 特定の流入経路から友だち登録したユーザーへクーポンを配る
- 特定の流入経路から友だち登録したユーザーへ予め設定しておいたシナリオを配信する
アクション設定をしたら、友だち追加時設定欄で「無視する」か「無視しない」を選びましょう。ここで「無視する」を選択すると、友だち登録したユーザーにメッセージが送信されなくなります。
ここまでの設定が完了したら、流入経路分析一覧画面へ戻りましょう。すると下記のようなURLとQRコードが表示されているはずなので、それぞれコピーして設置したいサイトへ貼り付けて完了です。
Lステップの流入分析機能の活用事例
続いて、Lステップの流入分析機能の2つの活用事例を紹介します。
- ポイントカードとして活用する
- イベントでの自動受付機能として活用する
ポイントカードとして活用する
流入経路分析機能を利用すると、LINEでポイントカードを作成できるようになります。店頭にQRコードを貼って、お客さんの来店時に読み取ってもらうことでポイントが貯まる仕組みです。
また、ポイントが一定数貯まったらクーポンを配布する仕組みも作れます。店舗へのリピーターを作りたい方におすすめの使い方といえるでしょう。
イベントでの自動受付機能として活用する
次に、イベントでの自動受付機能として活用する事例です。事前にイベント来場者をタグ付けしておき、来場当日、会場に掲示しておいたQRコードを読み込んでもらいます。
こうすることで、来場者の受付をQRコードで自動管理できるため、受付の人員を設置せずに済むのです。
また、来場特典を配布する用のQRコードを発行しておき、イベントの最後に掲示するのも良いでしょう。イベントの最後に読み取ってもらえれば、イベント後にどの程度のユーザーが次のアクションを取ってくれるのかも知ることができます。
このように、Lステップの流入経路分析の活用方法はさまざまあるので、自分なりの使い方を模索してみるのがおすすめです。
Lステップで流入経路分析機能を使うメリット4選
Lステップで流入経路分析機能を使うと、下記の4つのメリットを得られます。
- どの経路からの集客に注力すれば良いのかが分かる
- 流入経路ごとにシナリオ設定やタグ付けができる
- クロス分析機能と掛け合わせればより精度の高い分析が可能
- 受付の自動化やオンライン決済の確認にも役立つ
それでは、それぞれ具体的に見ていきましょう。
どの経路からの集客に注力すれば良いのかが分かる
流入経路分析機能を使うと、どの経路からの集客に注力すれば良いのかが分かる点が大きなメリットです。前述した通り、流入経路分析機能ではLINEへの流入が多い媒体を調べることができます。
流入が多い媒体を特定し、そこにLINEへの流入を促す広告を配信すれば、より効率的にユーザーを集めることが可能です。このようにうまく流入経路分析機能を使えば、費用対効果良く効率的にユーザーの流入の増加が期待できるでしょう。
流入経路ごとにシナリオ設定やタグ付けができる
流入経路ごとにシナリオ設定やタグ付けができる点も、流入経路分析機能を使うメリットです。Lステップでは、経路ごとに配信するシナリオを変えたり、どこから流入したユーザーか自動でタグ付けしたりすることができます。
流入経路によって配信するシナリオを変えれば、経路ごとのユーザーの興味関心度に合ったシナリオ訴求が可能です。また、タグはセグメント配信に利用することで、経路ごとに合ったメッセージを簡単に配信することができます。
これらの機能を利用することで、友だち追加後のユーザーの離脱率の低下などを狙うことができるでしょう。
クロス分析機能と掛け合わせればより精度の高い分析が可能
流入経路分析機能を使うメリットとして、クロス分析機能と掛け合わせればより精度の高い分析が可能なことも挙げられます。そもそもクロス分析機能とは、複数の要素を組み合わせて分析できる機能です。
たとえば、流入経路分析とCV数を組み合わせてクロス分析を行うとしましょう。流入経路をXとInstagramに、CV数の計測対象を商品Aと商品Bにします。
すると、下記の表のように流入経路ごとの細かなCV数を並べ、比較することができるのです。
流入経路 | 全体のCV数 | 商品AのCV数 | 商品BのCV数 |
---|---|---|---|
X | 20 | 7 | 13 |
12 | 4 | 7 |
クロス分析を使うと分析の幅が広がるため、簡単に比較して分析したい方はぜひ使ってみましょう。
受付の自動化やオンライン決済の確認にも役立つ
受付の自動化やオンライン決済の確認に役立つことも、流入経路分析機能を使うメリットです。
前述した通り、セミナーやイベントなどの受付をする際にQRコードで管理できるようにすれば、受付用の人員を配置せずに済みます。さらに、どの程度の人が来店したかのデータを貯めることも可能です。
また、流入経路分析はオンライン決済でも活躍します。たとえば、LINEから購入サイトへ移動したユーザーが購入に至ったか知りたいとしましょう。
この場合、オンライン決済後に流入経路のURLを設置したページへ自動遷移する仕組みを作れば、URLで計測ができます。計測できたユーザーにはタグ付けすれば、誰が決済していて誰が未決済か把握することもできるでしょう。
流入経路分析機能を使う場合の注意点
流入経路分析機能を使う場合、下記3点に注意する必要があります。
- 認証画面の表示により友だち登録数が減る可能性がある
- 流入経路作成後にアクションの実行を変更することはできない
- プロプラン以上で契約する必要がある
それでは、下記で具体的に解説していきます。
認証画面の表示により友だち登録数が減る可能性がある
認証画面の表示により友だち登録数が減る可能性があることは、流入経路分析機能を使う場合の注意点のひとつです。流入経路分析機能で発行できるQRコードから友だち追加しようとすると、認証画面が表示されてしまいます。
認証画面の「許可する」ボタンをタップしないと友だち追加は完了しません。権限を許可したくないユーザーはここで離脱してしまうため、QRコードから友だち追加してもらう際のデメリットといえます。
流入経路作成後にアクションの実行を変更することはできない
流入経路分析機能を使う場合の注意点として、流入経路作成後にアクションの実行を変更することはできない点が挙げられます。流入経路を作成する途中で、下記のようにアクションの実行を選択する画面があります。
「いつでも」「初回の友だち追加時のみ」の2択から選択できますが、後からこの設定を変更することはできません。そのため、最初に流入経路登録をする際に、必ずよく考えてから選択するようにしましょう。
プロプラン以上で契約する必要がある
流入経路分析機能を使う場合には、プロプラン以上で契約する必要があることに注意しましょう。Lステップのプランには、スタートプラン、スタンダードプラン、プロプランの3種類があります。
プランごとに使える機能に制限があり、流入経路分析はプロプラン以上でしか使えないため、プラン契約時は注意が必要です。すでにLステップのアカウントを持っていてスタンダードプラン以下で契約している場合は、アップグレードすることもできます。
アップグレードはLステップの管理画面から操作可能です。トップ画面にある「アップグレードする」ボタンをクリックしましょう。
エルメッセージでも流入経路は使える!
「流入経路分析をしたいけど、費用的にプロプラン以上へのアップグレードは悩む…」という方には、エルメッセージというツールがおすすめです。
エルメッセージとは、LINE公式アカウントの拡張ツールのことです。新規顧客やリピート獲得、業務効率化に繋がる独自の機能を多数搭載しており、公式LINEの機能をより便利に活用できます。
エルメッセージを使うと無料または、月額1万円で流入経路を使うことが可能です。費用面でプロプラン以上へのアップグレードを悩んでいる方は、代替案としてエルメッセージを活用してみましょう。
なお、「LINEをもっとうまく活用したい」、「LINEを活用しているけど、思い通りの成果が出ない」という方はLMコネクトにご相談ください。100社以上のLINE構築・運用をしてきた圧倒的な実績・ノウハウで丁寧にサポートいたします。
流入経路分析機能をうまく使えない場合の対処法
流入経路分析を設定したのに上手く使えない場合、初期設定が正常に完了していない可能性があります。その際は、下記3点を確認してください。
- LINE Developersにログインし、表示されたプロバイダー名が初期設定をしたときのプロバイダー名と同じか確認する
- 初期設定画面で「Messaging API内に作ったチャンネル」「LINEログインチャンネル」の両方が表示されているか確認する
- LINEログインチャンネルが公開済みになっているか確認する
2つ目の手順を試したときに表示されていなかった場合は、LINEログインチャンネルの新規作成を行いましょう。また、3つ目の手順で公開済みになっていない場合は、下記の手順を試してみてください。
- 「開発中」を選択して公開済みステータスへ変更する
- 基本情報欄にある「チャンネルID」「チャンネルシークレット」をコピー
- Lステップの管理画面のアカウント設定から「LINEログインチャンネル設定」画面を表示させる
- 「チャンネルID」と「チャンネルシークレット」を張り付ける
- 「LINEログインチャンネルを公開済みにしました」にチェックを入れて登録をする
上記の手順を試してもうまくいかない場合は、Lステップへ問い合わせたり、外部の運用コンサルへ相談してみましょう。
流入経路分析後に施策を行う際のポイント4選
最後に、流入経路分析後に施策を行う際のポイントを4つ紹介していきます。
- すべての流入経路を細かく分ける
- LINE追加後の到達率を計測する
- 設定を間違えない
- 実装する前にテストを行う
それでは、下記で具体的に見ていきましょう。
すべての流入経路を細かく分ける
流入経路分析後に施策を行う際には、すべての流入経路を細かく分けることが大切です。XやYoutube、Instagramのように流入経路ごとに分けるのが一般的ですが、さらに細かく分けて設定することもできます。
たとえば、Youtubeの動画1本目、2本目のように動画ごとに流入経路を分けるパターンです。細かく流入経路を設定すれば、より具体的な分析ができます。
流入経路分析を使うときは流入経路を細かくわけ、設定しましょう。
LINE追加後の到達率を計測する
流入経路分析後に施策を行う際には、LINE追加した後に目的とするゴール地点にどれくらいの人が到達しているか計測することも大切です。たとえば、ゴール地点をCVに設定していたとします。
その場合、LINEを追加してからCVに至るユーザーがどの程度かを計測することで、改善すべきポイントが見えてくるでしょう。課題が見えれば施策が打てるので、まずは課題を見付けてPDCAを回してみてください。
設定を間違えない
流入経路分析後に施策を行う際には、設定を間違えないことも非常に重要です。Lステップには「友だち情報欄」があります。これは、それぞれの友だちの行動や特性をテキストで残せるものです。
この友だち情報欄やタグ付けを適切に行うことで、友だちの行動を分析する際に役立ちます。先に情報を管理しておくことで、どんな特性を持った友達がどの地点まで到達したかを後から分析しやすいのです。
このように、できる限りタグ付けや友だち情報欄を適切に管理し、分析に役立てましょう。
実装する前にテストを行う
施策を実装する前にテストを行うことも、流入経路分析後に施策を行う際には重要です。流入経路分析で発行したURLを計測ページに設定しても、正常に動作していないとデータは取れません。
せっかくの計測の機会を無駄にしないよう、まずはテストページにURLを貼り、正常に動作するか確認しましょう。問題なければ本番のページに設置し、データの計測を行ってください。
こうすることで、トラブルなく欲しいデータを貯められるでしょう。
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まとめ
本記事では、Lステップの流入経路分析機能について紹介しました。Lステップの流入経路分析を使えば、友だち追加後のユーザーの動きを分析し、施策を打つことなどができます。
施策を打つことで、友だちの増加やCV率アップが望めますので、一度試してみることがおすすめです。設定や運用をする上でわからないことがある場合は、ぜひLMコネクトにご相談ください。
本記事があなたのお役に立てることを願っております。