「Lステップのコンバージョン機能はもう使えないって本当?」
「コンバージョン機能の代替方法について詳しく知りたい!」
購入者へ関連商品を訴求できたり、他の機能と組み合わせてコンバージョン率アップを狙えるなど、便利なLステップの「コンバージョン機能」。しかし、現状はコンバージョン機能が実質廃止状態になっていることはご存知でしょうか。
現状、Lステップのコンバージョン機能は、iOS13.3以降のiPhoneでは使えない状態となっています。そのため、実際に利用している企業はほとんどいないのです。とはいえ、企業の売上をアップさせるには、成約データの収集は必要不可欠です。
そこで本記事では、Lステップのコンバージョン機能の代替方法について詳しく解説します。あわせて、代替方法の使い方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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Lステップのコンバージョン機能は実質廃止!
先述したように、Lステップのコンバージョン機能は実質廃止状態となっています。ここでは、次の2つの視点からコンバージョン機能の廃止について詳しく解説します。
- そもそもLステップのコンバージョン機能とは?
- iOS13.3以降の端末で不具合が発生している
そもそもLステップのコンバージョン機能とは?
Lステップのコンバージョン機能とは、LINE内から商品を購入したり、他のページで購入したかどうかがわかる機能のことです。つまり、Lステップ経由でどの友だちがコンバージョンしたのかを知ることができます。
コンバージョンタグが付いている友だちとそうでない人の特徴を比較すれば、コンバージョンしやすい人の特徴を掴むことが可能です。また、コンバージョン率アップのための施策を立てられるといったメリットもあります。
Lステップのコンバージョン機能でできることは、主に下記の2つです。
- 購入者へ関連商品などを訴求できる
- 他の機能と組み合わせてコンバージョン率アップを狙える
コンバージョン機能をうまく使えるかどうかで、購入率を上げられるかがどうかが決まるともいえる非常に便利な機能だったのです。
iOS13.3以降の端末で不具合が発生している
Lステップのコンバージョン機能が実質廃止となったのは、iOS13.3以降の端末で不具合が発生していることが主な原因です。iphoneのアップデートの不具合によって、iOS13.3以降のiphone端末ではコンバージョン機能が利用できません。
国内のiphoneシェア率は、今や半数以上を占めています。つまり、Lステップのコンバージョン機能では、多くのユーザーのデータを取得できないという状態になっているのです。
コンバージョン率をアップさせるための有効な施策を立てることができないために、実質廃止状態となっています。
Lステップのコンバージョン機能は流入経路分析で代用できる
Lステップのコンバージョン機能は実質廃止状態にありますが、企業の売上向上のためには成約データを収集すべきであることは変わりません。iOS13.3以降でもコンバージョン測定をしたい場合、Lステップの「流入経路分析機能」を使うことがおすすめです。
流入経路分析で発行したURLを決済完了後に遷移するページへ埋め込めば、コンバージョンの測定ができます。ただし、流入経路ページでURLをタップしてくれた場合のみ測ることができるということに注意が必要です。
流入経路分析とは?
流入経路分析機能とは「誰がいつどこでLINEを登録したのか」を知ることができる機能のことです。YouTubeやXなど複数の媒体で友だち追加施策を行っている際に、どの経路からユーザーが流入したのかを確認できる便利な機能です。
流入経路分析機能をうまく活用できれば、どの経路の友だち追加施策に注力すべきかが明確になり、効果的な施策を打ち出せます。また、決済ページに応用すればコンバージョン機能を再現することが可能です。
流入経路分析でできること
Lステップの流入経路分析機能でできることとしては、次の4つが挙げられます。
- どの経路からの集客に注力すれば良いのかが分かる
- 流入経路ごとにシナリオ設定やタグ付けができる
- クロス分析機能と掛け合わせることでより精度の高い分析が可能
- 受付の自動化やオンライン決済の確認にも役立つ
流入経路分析機能は、使い方によってさまざまなメリットを享受できます。どの経路からの集客に注力すれば良いのかが分かれば、高い費用対効果で効率的にユーザーの流入の増加が期待できるでしょう。
また、他の機能と組み合わせることで、分析や施策の幅を広げることができます。まだ使用したことがないという方は、ぜひ活用してみましょう。
流入経路分析の使い方
流入経路分析機能を使用する際には、一般的に次の手順で進めていきます。
- Lステップの管理画面にログインして「統計分析」を押す
- 流入経路分析一覧ページの「+新しい流入経路」を選択する
- 「流入経路名」を入力し、任意で「QRコード表示用テキスト」を登録する
- アクション欄で「アクションを設定する」を押す
- 友だち追加時設定欄で「無視する」か「無視しない」を選ぶ
- URLとQRコードを設置したいサイトへ貼り付ける
アクションを設定する際には設定画面が現れるので、友だちの動作に応じて適用したいアクションを設定しましょう。アクション設定では、流入経路ごとにタグ付けを行ったり、特定の流入経路から友だち登録したユーザーへクーポンを配るなどの設定ができます。
最後に、表示されたURLとQRコードをコピーして、設置したいサイトへ貼り付ければ設定は完了です。
なお、Lステップの流入経路分析機能の使い方や注意点などを詳しく知りたいという方は、次の記事もあわせてご覧ください。
流入経路分析では細かく動線を分けよう
流入経路分析を行う際には、細かく動線を分けることが大切です。一般的には、XやYoutube、Instagramのように流入経路ごとに分けますが、さらに細かく分けて設定することもできます。
具体的には、Instagramの動画1本目、2本目のように動画ごとに流入経路を分けるといった方法です。細かく動線を分けることで、より精度の高い分析を行うことができ、効果的な施策を打つのに役立ちます。
そのため、流入経路分析では細かく動線を分けることを意識しましょう。
コンバージョン機能を流入経路分析で代替することによってできる施策
ここまで、流入経路分析の概要や使い方を紹介してきました。先述したように、Lステップのコンバージョン機能は、流入経路分析で代用することができます。
しかし、ただコンバージョン機能を流入経路分析で代用するだけでは、あまり意味がありません。コンバージョン機能を流入経路分析で代用することで、できる施策を打つことが非常に重要です。
より企業の売上向上に繋げるためには、次の施策を試してみましょう。
- 決済画面で流入経路リンクを発火させてLINEに流入し直すことで、コンバージョンを計測できる
- CVを計測後にアップセル、クロスセルのシナリオの配信する
- 流入経路ごとのCV率を計測して最適な予算を捻出する
上記の施策を行うことで、コンバージョン機能を流入経路分析で代替することによって得られる効果を最大化することが可能です。流入経路ごとに最適な施策を打つことで、企業の売上の向上を見込めるでしょう。
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Lステップのコンバージョン機能は実質廃止となっていますが、流入経路分析で代用することができます。また、先述したようにコンバージョン機能を流入経路分析で代用することによってできる施策を打つことで売上の向上が可能です。
しかし、なかには「流入経路分析は複雑でよくわからない」という方もいるでしょう。そのような方は、LMコネクトにご相談ください。
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まとめ
本記事では、Lステップのコンバージョン機能の代替方法や、流入経路分析機能の使い方を解説しました。Lステップのコンバージョン機能は実質廃止状態にありますが、流入経路分析機能を活用すればコンバージョン機能を再現できます。
本記事で解説した内容を踏まえて、流入経路分析機能を試してみてください。また、「流入経路分析機能の使い方がわからない」「一から誰かにサポートしてほしい」という方はLMコネクトにおまかせください。
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